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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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エラー6000 - 6999

エラー番号
エラーまたは警告メッセージ
詳細
6000 
Bad locking level for
data store connection 
行レベル・ロックおよびデータ・ストア・レベル・ロックのみが許可されます。LockLevel属性をリセットしてください。
6001 
Lock request denied
because of conflict on
conditional request
Details:
<error_description> 

条件リクエストの競合により、ロック・リクエストは拒否されました。このエラーは、TimesTenのデーモン・ログにおいてのみ発生します。

アプリケーションでデッドロックが発生したときのトラブルシューティングの方法は、デッドロックとタイムアウトのチェックに関する項を参照してください。
6002 
Lock request denied
because of deadlock 
Details:
<error_description> 

デッドロック状態に陥るため、ロック・リクエストを付与できません。アプリケーションでトランザクション全体をロールバックし、再起動する必要があります。ロック・リソースおよびこのメッセージで示されたモードの詳細は、「ttXactAdmin」を参照してください。

アプリケーションでデッドロックが発生したときのトラブルシューティングの方法は、デッドロックとタイムアウトのチェックに関する項を参照してください。

6003 
Lock request denied
because of time-out 
Details:
<error_description> 
ロックがただちに使用できないため、またはロックが解除されるまで待機していてタイムアウトが発生したため、ロック・リクエストを付与できません(ロックの待機間隔が0から2秒に設定されていれば、このエラーの原因はデッドロックである場合もあります。デッドロックの識別は2秒ごとに実行されるためです)。
ロック・リクエストを再試行します。それでも拒否された場合、ロールバックを実行して操作を再起動します。ロック・リソースおよびこのメッセージで示されたモードの詳細は、「ttXactAdmin」を参照してください。
アプリケーションでタイムアウトが発生したときのトラブルシューティングの方法は、デッドロックとタイムアウトのチェックに関する項を参照してください。
6004 
Bad transaction isolation
level 
ODBCアプリケーションがこのメッセージを取得することはありません。トラブルシューティングの詳細は、分離レベルとロック・レベルの検証に関する項を参照してください。
6005 
Lock request denied
because of not enough
temp space available:
<error_description> 
ロック・マネージャは、一時セグメントにおいてメモリーを使い果たしました。データ・ストアを圧縮するか、一時セグメントのサイズを増やしてください。
トラブルシューティングの手順は、一杯になった一時セグメントに関する項を参照してください。
6006 
Lock-wait interval must
be between 0 and
1,000,000 
ロック待機時間が範囲外です。ttLockWait組込みプロシージャを使用して、ロック待機時間を設定してください。「ttLockWait」を参照してください。
6009 
Active connection has
conflicting isolation
level 
非ブロッキング削除分離レベルは、他のレベルと同時に使用することはできません。ある接続で他の分離レベルのオープン・トランザクションがある場合、非ブロッキング削除分離レベルを使用したトランザクションは開始できません。同様に、ある接続で非ブロッキング削除分離レベルを使用したオープン・トランザクションがある場合は、他の分離レベルを使用したトランザクションは起動できません。競合しているトランザクションは、コミットまたはロールバックする必要があります。アクセスを待機するためにロックが使用されますが、競合するトランザクションがタイムアウト時間内で完了しない場合は、タイムアウトすることがあります。
6010 
Lock request denied (db
is invalid:
<data_store_name>) 
データ・ストアが有効ではありません。詳細は、エラー994の説明を参照してください。
6011 
lock request denied
(locksleep error <error>) 
内部エラーです。オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡してください。
6013 
Bad value for check
Override parameter,
should be 0 or 1 
適切な属性の値として0または1を指定します。
6014 
Row list maintenance
error. To avoid this please
use prefetchcount of 1 
ROWIDを格納するための行リストの幅が足りません。システムが予測したメモリー・サイズは少なすぎます。フェッチは失敗しました。無効化は行われません。プリフェッチ・カウント1を使用して、システムがこれらのリストを使用しないように設定します。または、カーソル・スタビリティ分離モードを使用します。
6101 
Attempting operation
beyond end of cursor 
アプリケーションはカーソルの終わりを超えて行をフェッチしようとしています。通常、これは、アプリケーションがカーソルの終わりをチェックせず、さらに先を探そうとしているときに発生します。
6102 
Cursor is not updatable 
アプリケーションは、更新不可能なSELECTで、更新のためのカーソルをオープンしようとしています。
6103 
Cursor has no current row
defined 
削除または更新操作を行うことができません。最初のFETCHの前に、カーソルのCURRENTに対して操作が行われようとしているためです。
6104 
Column is not updatable
via this cursor 
列が単純列でないか、または存在していないため、カーソルによって列を更新できません。
6105 
Update conflict caused by
open index cursor(s) on
table 
表に対するオープン索引スキャンが存在し、アプリケーションが表から1行を削除しようとするか、または表に1行を挿入しようとしています。その結果、1つ以上の索引に対して1つのキーの削除または挿入を実行しています。
6106 
Operation conflicts with
open table cursor(s) 
表に対してカーソルがオープンされているときに、この操作は実行できません。表に対するカーソルをクローズしてから、操作を再試行してください。
6107 
Invalid cursor 
カーソルがオープンされていないため、あるいはカーソルが定義される表または索引の構造が変更されたため、カーソルは無効です。
6108 
Cursor state made
"unpositioned" by updates
in the same transaction  
同じトランザクション内で、カーソルが置かれていた行のページが削除されました。次の条件が満たされたときに、このエラーが発生する可能性があります。
- ロギングがオフになっている。
- このトランザクションがオープン・カーソルを持っている表に対して、検索によるCREATE VIEW(DELETE FROM ... WHERE ...)が発行されている。
- トランザクションがカーソルで次のフェッチを行い、検索による削除によって削除した行をフェッチしようとしている。
6109 
Cannot open cursor until
updates are committed 
表に対するオープン索引スキャンが存在し、アプリケーションがカーソルのCURRENTを削除または更新しようとしています。また、更新対象の列の1つ(以上)が、索引スキャンで使用されている索引のキーです。
6110 
Cursor update disallowed
due to conflict with
index 
索引から削除するカーソル、または索引を更新するカーソルを使用できません。
6111 
SQL Query has reached its
timeout limit and has
been terminated 
この文は、SQL_QUERY_TIMEOUTオプションで許可されている最大時間を超えました。TimesTenによって実行が停止され、影響がある場合はその影響が削除されました。
6200 
New value for permanent
data partition size
ignored since smaller
than current value of
<megabyte_count>
megabytes 
警告: 現在の永続データ・パーティション・サイズより小さいか、またはわずかに大きいだけであれば、接続のPermSizeは無視されます。
この警告を回避するには、PermSize属性の値を増やすか、またはPermSize=0を設定して、永続パーティション・サイズを変更しないようにします。
6203 
Overflow in converting
data store or log file
size from megabytes to
bytes, or in converting
log buffer size from
kilobytes to bytes 
属性Size、MaxSizeおよびLogFileSizeはMB単位で表します。それらをバイトに変換するときに、オーバーフローが発生しました。
6206 
Heap is full 
このエラーは、データ・ストアの割当て構造が一杯であることを示します。解放できる項目を解放するか、またはデータ・ストアを圧縮してください(あるいはその両方を実行してください)。詳細は、「ttCkptBlocking」を参照してください。また、すべての接続を切断して再接続することで、いくらかの領域を解放することもできます。
詳細は、リソース(メモリーまたはディスク)不足に関する項を参照してください。
6212 
MemoryLock connection
attribute not supported
on this platform 
MemoryLock接続属性は、特定のプラットフォームでのみサポートされます。詳細は、「MemoryLock」を参照してください。
6213 
Could not shmget the
user-defined segment 
ユーザー定義のセグメントに対してshmgetを実行できません。HP-UXでは、ユーザー定義のshmkeyに対するshmgetシステム・コールは失敗しました。
6214 
Could not start user-
defined segment 
HP-UXでは、ユーザー定義のshmkeyに対する、cmdパラメータとしてIPC_STATを含むshmctlシステム・コールは失敗しました。
6215 
User-defined segment too
small 
HP-UXでは、ユーザー定義の共有メモリー・セグメントのサイズは、データ・ストアに必要なサイズより小さいです。
トラブルシューティングの詳細は、共有メモリー・セグメントのサイズと可用性の確認に関する項を参照してください。
6216 
User-defined segment
attach count not zero 
HP-UXでは、ユーザー定義の共有メモリー・セグメントに、1つ以上のプロセスがアタッチされています。アタッチ・カウントは0(ゼロ)である必要があります。
6220 
Permanent data partition
free space insufficient
to allocate <byte_count>
bytes of memory 
このエラーは、エラー802に続いて出力され、メモリーを使い果たしたパーティションを示します。
トラブルシューティングの詳細は、一杯になった永続セグメントに関する項を参照してください。
6221 
Temporary data partition
free space insufficient
to allocate <byte_count>
bytes of memory 
このエラーは、エラー802に続いて出力され、メモリーを使い果たしたパーティションを示します。
トラブルシューティングの詳細は、一杯になった一時セグメントに関する項を参照してください。
6222 
Permanent data partition
in use size has exceeded
PermWarnThreshold 
永続データ・パーティションのメモリー割当てによってしきい値を超えたときに、この警告が返されます。メモリーしきい値の警告は、ttWarnOnLowMemory()組込みプロシージャによって有効にされました。
トラブルシューティングの詳細は、一杯になった永続セグメントに関する項を参照してください。
6223 
Temporary data partition
in use size has exceeded
TempWarnThreshold 
一時データ・パーティションのメモリー割当てによってしきい値を超えたときに、この警告が返されます。メモリーしきい値の警告は、ttWarnOnLowMemory組込みプロシージャによって有効にされました。
トラブルシューティングの詳細は、一杯になった一時セグメントに関する項を参照してください。
6226 
Ignoring value requested
for first connection
attribute
'<attribute_name>' --
value currently in use:
<used_value>, requested
value: <requested_value> 
同じ接続文字列の中で、1つの初期接続属性に複数の値を入力した場合、またはデータ・ストアへの初期接続で指定した値と異なる値を使用して接続しようとした場合、TimesTenでは2番目の値は無視され、この警告が返されます。
6228 
Invalid value
(<specified_value>) for
<attribute_name>
connection attribute --
value must be
<correct_value(s)> 
指定された接続属性に対して指定された値は無効です。示された正しい値を使用してください。